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安心して子供を預けられ、一緒に子育てをする仲間です

息子たちは、ボーイスカウトに入隊して7年が経ちました。長男は小学5年生、次男は小学1年生のときに同時に入隊しました。現在は、長男は高校3年生、次男は中学1年生です。 妻はガールスカウト経験者で、子どもたちを見守って応援してくれる親とも学校の先生とも違う大人の存在が心強かったことを実感していましたが、私自身はボーイスカウトの活動は全く詳しくありませんでした。「マイペースで集団行動が苦手な息子たちにはボーイスカウトは難しいのでは?」と迷いもありましたが、集会に体験参加させると「やってみたい」と興味を持ってくれたので入隊を決めました。

低学年の時には、保護者も一緒に集会に参加することで、互いに子どもたちの成長を喜び合うことができ、保護者との繋がりもできました。息子たちはボーイスカウト活動に参加し、親の力だけでは体験させられない貴重な経験を沢山することで大きく成長できたと感じています。キャンプや登山、ロープワーク、料理など、様々な知識や技能を身につけることができました。また、活動を通して、班長や次長などの役職を任されることで、リーダーシップと責任感を発揮する機会がありました。仲間をまとめ、目標達成に導く経験は、将来社会に出て活躍するために必要なスキルであり、ボーイスカウトに参加させてよかったと感じる部分です。

第25回世界スカウトジャンボリー植樹プロジェクト

子どもたちは、チームで協力して課題をクリアすることで、仲間との協調性やコミュニケーション能力が大きく向上しました。また、意見交換し、役割分担をしながら目標達成を目指す過程で、仲間との絆が深まり、かけがえのない仲間・友人を得ていることは親としてうれしいところです。

そして長男は、2023年に世界スカウトジャンボリーに参加しました。この経験は彼にとってかけがえのない経験になったと思います。異なる文化や言語を持つ人たちと「スカウト」という共通点だけで「仲間」となり、コミュニケーションの難しさや文化の違いを乗り越え、互いを尊重しながら協力する経験は、将来グローバル社会で活躍するために必要な素養になったと思います。特に、日本代表として植樹プログラムに参加できたことは彼の大きな自信と誇りとなったようです。世界のスカウトとの交流は彼の一生の宝物になると確信しています。そんな長男の姿を見て、次男が同じ経験を得たいと2027年の次回の世界スカウトジャンボリーへの参加に期待を膨らませています。

息子たちがここまで成長できたのは、指導者のみなさんの存在が大きいと感じています。子供達が安全に楽しく活動できる環境をつくり、子どもたち一人ひとりに寄り添って熱心に指導してくださっています。親としては安心して子どもを預けることができていますし、一緒に子育てをする仲間という感覚も持つことができ、うれしく感じているところです。

ボーイスカウトは、子どもたちにとっても親にとってもが様々な経験を通して、心身ともに大きく成長できる素晴らしい活動であり、新たな可能性を発見できると思います。

愛知連盟 小牧第1団 保護者

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