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<機関誌「SCOUTING」2023年7月号の記事を本サイトにも掲載しております。内容は機関誌発行当時のものです。>  
1.実施状況
「ボーイスカウトとあそぼう! ワクワク自然体験あそび」も事業開始から3年経過し、令和4年度は会場数、実施県連盟数、参加児童数ともに過去最高となりました。特に、令和4年度ははじめて全県連盟で実施されました。また、ビーバー・カブスカウトの3年間の年度別新規加盟登録者数も増加傾向にあり、この事業も新規加盟員獲得の一助となっています。ここで、令和4年度の実績について報告し、今年度の実施のヒントをお伝えします。  
2.人気のテーマ「忍者」の事例紹介
ワクワク自然体験あそびのプログラムテーマに多いキーワードは、「探検、冒険」「料理」「忍者」などです。このなかから「忍者」をテーマに実施した静岡・浜松第6団の事例を紹介します。浜松第6団では、このテーマで令和3 年からワクワク自然体験あそびに取り組んでいます。まず、受付では、スカウトの保護者手作りの忍者の衣装、ハチマキ、刀などが参加者全員に渡され、身に着けたらグループに分かれてスタートです。グループにはお兄さんお姉さん役のカブスカウトが付き、コーナーを回る形式で、忍者の修行を行うという趣向です。各コーナーは、手裏剣なげ(敵の家紋を的に手裏剣を当てる)、関所破り(板や丸太の梯子を上って向こう側に下りる)、かぎなわ(こぶ付きのなわを使って高い所に上り下り)、忍びの剣(ロープにつらされた竹の棒を刀で打っていく)、くもの巣抜け(立体的なくもの巣に触れずに抜ける)、大投げ縄(フラフープを輪に使う輪投げ)、木隠れ(グループ全員が縦に並んで木に隠れる)と多彩です。最後は全員で徳川軍と武田軍の2つに分かれて、紙の球を投げて相手の馬印を倒す三方ヶ原の合戦で武田軍が勝利し、全員で鬨の声で締めくくりました。 実施上での工夫は、①申込みは地元を先に受け付ける。②団の説明は文書にして事前に郵送する。③団の組織拡充委員が入団まで責任をもつ。などで、結果として、ビーバースカウト9人、カブスカウト1人が入団しました。 事業概要 開催日/令和4 年11月6日 テーマ/忍者学校はじまるよ! 場所/浜松城公園 非加盟員の参加者数/ 42 人  
2文部科学省の後援名義について
令和5年度の事業から、文部科学省の後援名義を使用することができるようになりました。ただ、この後援名義の使用はあくまでの日本連盟に許可されたものになりますので、主催の表記は「公益財団法人ボーイスカウト日本連盟・○○○県連盟○○第○○団(あるいは、○○地区)」としてください。

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2023年7月号にも掲載している内容です

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