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2024年秋期間は8月1日~10月31日

ボーイスカウト×ユニクロ 難民支援衣料回収プロジェクト

ありがとう!を継続的に。

今世界は、かつてないほど大勢の難民であふれています。安全な新しい場を求めて、故郷を捨てざるを得ない人々が何千万人もいるのです。 ユニクロは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR The UN Refugee Agency)と協力し、世界中の難民の方々に服を届ける活動を実施。これにボーイスカウトも協力し、これまでに10万着以上の服を回収することができました。ボーイスカウト日本連盟は、引き続きこの活動に協力。皆さまに呼びかけてまいります。 あなたの1着には、世界を変える力があるのです。どうか、ご協力をお願いします。

難民とは?

1951年の「難民の地位に関する条約」では、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々と定義されています。 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の調べでは、2020年末時点、紛争や迫害により故郷を追われた人の数は8,240万人となりました。これは世界の95人に1人の割合です。このうち、18歳未満の子どもは42%に及びます。

私たちボーイスカウトにできること。

「難民」という国際的な問題に対して、スカウト一人ひとりができる支援があります。難民キャンプでは特に子ども服が不足しており、皆さんが着られなくなった衣料を集めて送ることで大きな支援になります。団の皆さん、そして学校や商店街など地域全体でぜひご不要になった衣料を集めてユニクロにお送りください。送付方法は以下をご覧ください。 春と秋にそれぞれキャンペーン期間を設けて難民支援プロジェクトを実施しています。 実施期間 春:3月1日~5月31日  秋:8月1日~10月31日 回収対象 ①ユニクロ(UNIQLO)・ジーユー(GU)の着なくなった服 ②子ども服(60~150cm)に限り、ユニクロ・ジーユー以外のブランドも対象になります。 ※期間・回収対象ともに、ボーイスカウトとユニクロの連携による特別ルールとなります。

短編映画「服の旅先」

集められた服がどのように難民の方に届くのか、ユニクロが制作した映像をぜひご覧ください。

取り組みの流れ

本プロジェクトへの参加方法をご確認ください。

STEP1 プロジェクトに申し込もう!

各団で「申し込みフォーム」により、団名、担当者様氏名、衣料を持ち込むユニクロ店舗や持ち込み予定日など登録してください。参加の意思がある場合には、まずはご登録をお願いいたします。 お申し込みいただいた方には、本プロジェクトの理解をより一層深めていただくことができるワークブックをデータでご提供いたします。 ※本社と各店舗の連携を円滑に行うため、エントリーから持ち込み予定日までは10日程度の余裕をもってお申し込みください。 GWおよび感謝祭シーズン(5月最終週)は極力避けてお持ち込みください 持ち込み日申込フォームは9月1日(日)より開始します。実際の持ち込み期間は 9月9日(月)~ 10月31日(木)を予定しています。

お申込みはこちら

 

STEP2 難民についてみんなで考えよう!

ぜひ各隊等でスカウトたちと難民について考える機会を設けてください。 ポイント1.難民ってどんな人だろう。 参考:難民・国内避難民(国連UNHCR協会のページに飛びます) ポイント2.世界の現状。日本の現状。 参考:数字で知る難民・国内避難民の情勢(国連UNHCR協会のページに飛びます) ポイント3.私たちに何ができるか。 関連資料はこちら(外部リンク) 協力:国連UNHCR協会

STEP3 各団で洋服を集めよう!

対象のものは下記の通りです。
  • ユニクロ(UNIQLO)・ジーユー(GU)の着なくなった服
  • 子ども服(60~150cm)に限り、ユニクロ・ジーユー以外のブランドも可
※難民の半数以上が18歳以下である現状から、本プロジェクトとしての回収に限り、子ども服はブランドを問わないこととしております。 <回収の注意点>
  • 大人服はユニクロ(UNIQLO)・ジーユー(GU)ブランドに限ります。
  • 必ず洗濯してもらったものを回収してください。
  • ポケット等に何も入っていないことを確認してください。
  • 下着、靴下、帽子やベルト等の小物、体操着、ボーイスカウトの制服は回収対象外です。
多くの人への呼びかけをお願いします 本プロジェクトについて、地域の小学校・中学校、自治体や企業に協力を呼びかけるためのチラシを用意しています。以下からダウンロードしてぜひご活用ください。 チラシ(PDF) チラシ(ワード版 DOCX) ※ワード版は、連絡先を自由に記載できます。

STEP4 集めた洋服をユニクロへ届けよう

各団で集めていただいた衣料を最寄りのユニクロ店舗にお持ち込みください。ジーユー店舗ではお持ち込みを受け付けておりません。 店舗へのお持ち込みは4月1日以降にお願いいたします。また、ゴールデンウイークの期間、ユニクロ感謝際(5月下旬)は店舗が混雑している可能性がありますので、店舗側が十分な対応ができない場合があります。事前に店舗との調整をお願いいたします。 店舗へのお持ち込みにつきましては、各団から持ち込み予定店舗へのご連絡をお願いいたします。その際は、「本プロジェクトの趣意書」および「お届書」をご活用ください。 本プロジェクトへのエントリー時点からおよそ2週間以内にユニクロ本社から各店舗に「ボーイスカウトが衣料を持ち込む」ということの一報を入れていただきます。 各団担当者の方からユニクロ店舗にご連絡いただく際は、なるべく店長をお呼び出しいただければ調整がスムーズに進みます。 ※ユニクロでは、一般の方からの衣料回収も受け付けているため、店舗に回収BOXが設置されています。しかし、子ども服であればブランドを問わないという約束はボーイスカウトとユニクロで特別に結んでいるものです。 本プロジェクトへのエントリーを行わずに、店舗の回収BOXに入れていただくケースがあるようですが、スカウト活動として取り組む際は必ず事前のお申し込みをお願いいたします。 最寄りの店舗の検索はこちら 感染症への対応、配慮
  • 新型コロナウイルスに限らず感染症など、各地域の状況により対応(マスク着用、アルコール消毒の徹底等)にご配慮ください。
  • ユニクロ店舗に衣料を持ち込んでいただく際は、最低限の人数でお願いいたします。
  • 複数回に分けて持ち込む場合は、ユニクロ店舗との事前の調整をお願いいたします。

STEP5 報告しよう!

以下の「報告フォーム」より実施内容のご報告をお願いいたします。毎回、多くの団の皆さまがこのプロジェクトに初めて参加していただきます。そのような団の方々の参考になるよう、皆さまからの実施内容をご紹介させていただいております。可能であれば、お持ち込みの様子を写真に撮って日本連盟までお送りください。 なお、報告フォームにご入力いただく参加人数に応じて、ユニクロからの「感謝カード」をお送りしております。本プロジェクトに関わってくださったスカウト全員に手渡すことができるカードですので、ぜひご報告をお願いいたします。

ご報告はこちら

2023秋期間のご報告

全国80個団から1,500人以上にご支援いただき、18,000着以上の衣料をユニクロ店舗にお届けすることができました。ユニクロとUNHCRの連携により、難民キャンプに届けられます。 今回の取り組みに対して、ユニクロより「感謝カード」を参加者全員分いただきました。隊指導者を通じて皆さまにお渡しさせていただきます。

難民問題理解のためのオンライン学習会を開催

「難民支援衣料回収プロジェクト」で回収した衣料はどのように難民キャンプへと届くのか。世界における難民を取り巻く現状はどのようなものなのか。 難民支援衣料回収プロジェクトを通して「難民」について、スカウトへ伝えている指導者を対象に、国連UNHCR協会の天沼耕平氏をお招きし、オンラインでの学習会を実施いたしました。当日の内容がわかるレポートはこちらから。 https://www.scout.or.jp/member/refugees-olworkshop-report/

これまでの取り組み事例

兵庫連盟・阪神さくら地区・西宮第9団

当初は、近隣の小学校にチラシを配り、広く周知して衣料を回収する予定でしたが、緊急事態宣言が発令され、団内だけにお声かけする形で実施しました。 衣類回収だけでは、資源ごみの回収と同じことになってしまうため、難民の方々のことを考える機会の提供が必要と考え、オンライン集会を企画し、各ご家庭に参加していただき、スカウトにチャットで感想が聞けたときは嬉しく感じました。 当日は雨天にも関わらず、25 名の方にご参加いただき 632 着の衣料回収をすることが出来ました。段ボール箱8個分になり、一人の力は小さいですが、仲間と力を合わせれば大きな力になることを改めて実感しました。 後日、回収した衣料は、代表して数名のスカウトと一緒に近隣のユニクロ店舗にお届けしました。他の参加者からはメッセージを寄せていただき、メッセージボードとしてユニクロの休憩室に飾っていただき、スタッフの方に喜ばれているそうです。

千葉県連盟・船橋第3団

船橋第3団カブスカウト隊活動において前半の大きなテーマである「SDGs取り組み」の一環として実施しました。 7月の隊集会で「世界で困っている人達を知り、自分にいま何ができるのか?」を考えるために、難民についての動画を視聴しました。 そして、皆で出来ることとして衣料回収支援を呼びかけました。 その結果、段ボール約20箱分のたくさんの衣料が集まり、スカウト及び各ご家庭の善意に嬉しく思いました。 後日、代表スカウト4名・指導者2名で店舗へ伺い、「CS隊43名の代表で参加していること、スカウト皆でSDGsを学んだこと、自分たちに出来ることを考えてきたこと、ユニクロさんの協力を得て皆で集めた善意を届けてほしいこと」などの手紙と共にお届けしました。真剣な思いは、十分店長さんに届いたと感じています。 今後もこのような素敵な取り組みを継続していきたいと考えています。

6月20日は「世界難民の日」

世界170以上の国と地域に仲間がいるボーイスカウトにとって、難民への支援活動は他人事ではありません。自分たちと同じ年代の子どもたちが困っている状況に対して、自分たちでもできることを考え、実践しています。このプロジェクトを通じて、「難民について」の理解を深めるためのハンドブックや動画を用いて「難民」という世界的な課題に対してボーイスカウトの子どもたちが向き合い、学びと行動を起こす機会となっています。 ボーイスカウトでは「世界難民の日」を契機に、これまでの全国での取り組みをご紹介するとともに、地域への呼びかけをより一層強めてまいります。

ボーイスカウト × ユニクロ 難民支援衣料回収プロジェクト寄贈フォトレポート

(ユニクロより) 皆さまに回収いただいた衣料がどのように難民キャンプまで届いているか、ユニクロから写真でもレポートが届きました!下のリンクよりぜひご覧ください。 ●<2021年度寄贈フォトレポート(PDF)> 過去のフォトレポートはこちら ●<2020年度寄贈フォトレポート(PDF)><2019年度寄贈フォトレポート(PDF)>

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この件に関するお問合せ先

ボーイスカウト日本連盟事務局 社会連携・広報担当
E-mail: hello@scout.or.jp

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