細目・取組内容
- 戸外で、あり合わせの材料を用いて、地面を掘らない方法で、3種以上のかまどを作ること。また、常設かまどの正しい利用方法と注意点を説明できること。
- ホワイトガソリン、灯油、ガスを使用するキャンピングストーブ(コンロ)と自然保護の関係について理解していること。また、1機種以上のキャンピングストーブを使用して炊事をした経験があり、取扱上の注意事項・特徴・手入れの方法が説明できること。
- マッチに防水加工を施し、携帯用の防水容器に入れて提出すること。
- 班の炊事係として、次の野外料理を作ること。
ア) 食用野草を含む野菜料理 2種以上
イ) 牛、豚、鶏などの肉料理 2種以上
ウ) 塩干魚および生魚の料理 2種以上
エ) 小麦粉を用いたダンパー、またはツイスト - 川などの自然水を使用するときの簡易ろ過装置を図解し作成する。また、ろ過後の水および生水の滅菌ができること。
- 非常食(簡易食品を含む)5種をあげ、その扱いを知ること。
- 炊事用具の正しい使用と管理ができ、次の項目が実演できること。
ア) 包丁を用いて、料理に応じた野菜の切り方、魚の3枚おろし。
イ) 使用した炊事用具で食中毒を引き起こさないための衛生管理方法。
考査のポイント
細目1のポイント | 【実演及び口述】
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細目2のポイント | 【実演及び記述又は口述】
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細目3のポイント | 【作品の提出】
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細目4のポイント | 【実演及び口述】
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細目5のポイント | 【実演及び報告書の提出】
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細目6のポイント | 【口述または記述】
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細目7のポイント | 【口述の後実演】
ア) 用途に応じた包丁の使用を考慮。 イ) 食中毒の原因は、炊事用具だけではない。ここでは、器具だけでなく手の消毒や調理用の使い捨て手袋の使用にも触れるとよい。 |