文字サイズ

細目・取組内容

  1. 歩測が誤差5%以内で正しく行えること。(草地、道路、砂礫地など地表の状況が異なる200m×200m以上の平らな場所で、それぞれあらかじめ定められた2点間を3回歩測し、誤差の平均が5%以内であること)
  2. 簡易(見通し式)測量法を知り、相似三角形を利用して川幅が測定できること。
  3. 高さの測定法を3種以上知り、その内2つ以上を実演すること。
  4. 次の簡易測量器を自分で作り、実際に使用できること。
    ア) 仰角簡易測器および正切簡易測器
    イ) 厚紙(3cm×31cm)に次の縮尺の目盛りを付けた簡易直定規を作成
    1/200、1/250、1/500
  5. ピタゴラスの定理を応用して、巻尺またはコンベックスを使って、直角を出す方法を熟知する。
  6. 自分の家あるいは隊本部付近のおもな建物、鉄道、道路、その他目標となる地物を含む2km×1km程度の地域の実測図をコンパス、自製の測量器、歩測等を利用して作製(縮尺1/1200 ~1/1500)し、野帳その他の資料を添えて提出すること。
  7. トランシットを実際に操作し、歩測簡易測器で測量した結果との相違を知る。

考査のポイント

技能章考査のポイント(PDF)

細目1のポイント

【実演】

細目2のポイント

【実演】

  • 誤差10%以内。
細目3のポイント

【実演】

  • 投影法、水面反射法、横倒し法、腕長利用による計り方が代表的。
細目4のポイント

【作品(簡易測量器)の提出および実演】

細目5のポイント 【口述または記述
実演させてもよい】

細目6のポイント

【報告書(実測図)の提出】

細目7のポイント

【実演】

  • 測量は正しさを求めることを修得させる。トランシットは、専門分野の職業として、高価な機械だけに必ず所有者の指示のもと、小人数で対処すること。

<同じカテゴリー>の記事