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細目・取組内容

  1. パトローリングの正しい方法と、その意味を説明する。
  2. ハイキングの装備携行品一覧表を作成する。
  3. ハイキングで観察物を3種類以上スケッチする。
  4. 地球にやさしい野外活動をするために、ハイキングで何ができるかを説明できる(アウトドアコード)。
  5. 道に迷ったときの対処の方法を説明できる。
  6. ハイキングで野帳をつけ、またその野帳によって略地図を作る。
  7. ハイキングに適切な服装、雨具、靴について説明できる。
  8. 自然環境を利用した天気の予測ができる。

考査のポイント

技能章考査のポイント(PDF)

細目1のポイント 【口述】

  • パトローリングとは何かを理解していること。単なる観察と役割分担ではない。責任、実行能力、後輩の育成・・・等あるが、それはチーム(班)を単位としたゲームである。1人でなく仲間と協力することで成立するゲームである。まさに班制度を如実に表しているものであることを、指導者は理解していること。
  • 細目2のポイント 【報告書の提出】

  • デイハイク、ナイトハイク、低山ハイク等の3つ程度のシチュエーションを想定して、それぞれについて個人装備・班装備の一覧表を作成するよう指導する。
  • 細目3のポイント 【実演】

  • スケッチとは、単に描き写すことではない。観察力を養う、特徴を掴む、理解する等に繋げられるように。
  • 細目4のポイント 【口述または記述】

  • 求めることは、アウトドアコードであり、ローインパクト、リーブ・ノー・トレースとは趣旨が異なる。しかしながら、その考えは尊重する。
  • 細目5のポイント 【口述または記述の後実演】

  • 辿った道を引き返すことが最善の策であるが、ここではどうやって引き返すのか、そのポイントと方法について説明させる。また、行うってはならない行動についても理解していること。
  • ⑤コンパスを用い、バックベアリグができる。 (2級章課目3.(1)⑤)の方法にも触れさせる。
  • 細目6のポイント 【実演】

  • フィールドノート(野帳)に決まった形式はない。要は調査によって必要とする内容を記録できればいい。1線式2線式はその一例である。
  • ここでは、それを元に「略地図」を作ることである。その略地図の精度は、それを使って目的地に行ければいいのであって、地形図のように精度は必要としていない。
  • 野帳をつけさせるときは、計測データだけでなく、「情操」つまり、B-P最後のメッセージにあるように自然の造形美、神秘さ、素晴らしさにも目を向けさせたい。
  • 細目7のポイント 【口述または記述】

  • 服装は、レイヤードシステム(重ね着で調整)を機能させるための服の種類と素材。
  • 雨具は、防水性、汗や体から出る水蒸気を放出する機能、フードに視界、脱着性等
  • 靴は、適したサイズ、機能(ハイク、トレッキング、登山用の作りの違い)、蒸れ・靴ずれ等
  • 細目8のポイント 【口述又は記述の後実演】

  • 雲や風や湿気、視界、観天望気、動植物の行動等からの予測を根拠を含めて挙げさせる。
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