文字サイズ

信仰奨励委員会 町田 正照 先日、地区の「くまキャンプ」に奉仕してきました。 くまキャンプは、月の輪集会の導入として、地区内のくまスカウトが集まり、ボーイ隊の活動を体験することに主眼をおいています。 7人程度の班を編成し、班長役はベンチャースカウトが務めます。 次長は、くまスカウトです。 くまスカウトの班をまとめるにはベンチャー1人では大変なことから、ローバースカウトを班の支援につけ、班ごとに活動します。 楽しい活動になるように工夫し、ボーイ隊への期待を膨らませて上進できるようにします。 さて、この集会では、朝礼の後にスカウツオウン・サービスを実施するのですが、班ごとに班長を中心に行っています。 くまキャンプは今年で7回目になりますが、最初のころ、班長であるベンチャースカウトの中には、自身でスカウツオウン・サービスを行ったことがないというスカウトもおり、事前の班長訓練の集会でアドバイスをしていた時期もありました。 最近では、ほとんどの班長役のスカウトが信仰奨励章を取得していることもあり、特に構えることもなく上手に実施してくれます。 きっと、今回参加したくまスカウトたちも、先輩(班長)のスカウツオウン・サービスで何かを感じてくれたのではないでしょうか。 そして彼らも先輩たちのように、5年後には班長役として奉仕してくれることと思います。 そんなスカウツオウン・サービスですが、各隊指導者の指導に加え、やはり「行うことによって学ぶ」の成果ではないかと感じています。 ぜひ、色々な場面でスカウツオウン・サービスを行って(行わせて)いただきたいと思います。 一方で、指導する指導者は、自分自身が明確な信仰をもつことが大切です。 明確な信仰に基づいて語られる言葉は、スカウトたちの心に響き伝わると思います。 そして、その言葉は、スカウトたちの信仰心を育てることに繋がります。 信仰心を育てることは、「ちかい」と「おきて」の実践をより深めることに繋がっていきます。 今一度、信仰心について考えてみましょう !

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2020年1月号より

<信仰奨励 >の記事