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<機関誌「SCOUTING」2023年5月号の記事を本サイトにも掲載しております。内容は機関誌発行当時のものです。>
各部門において、現代の課題や環境変化に合わせたプログラムの見直し作業を進めています。前号に続き、SDGsとして世界を変えるた めの17の目標達成に寄与する「スカウトプログラムヒント集」と、カブスカウトが保護者と一緒につくる自分だけのカブブック「スクラップブック」についてご紹介します。
スカウトプログラムヒント集、公開開始!! 【カブスカウト部門】
スクラップブックは何のために作るのですか?
思い出をまとめることで、集めたり、記録する練習につながる。
スカウトや保護者と指導者の相互コミュニケーションを図る。
スカウトが自分自身の成長を振り返り、成長を見つめる。
スカウト活動で作る計画書や報告書作成の練習となる。
ハバザックの中で眠っている活動の成果を見える化して整理しましょう。
どんなシーンで使えますか?
指導者がスカウトと一緒に、節目で成長や活動の成果を確認する。
子どもと保護者が共に成長を確認することで、自己肯定感を高める。
入隊直後や、1年間の活動を終えて上進するタイミングも効果的です。
体験イベントや団行事の際に、一般の方への活動の報告として活用する。
義務的に取り組むのではなく、スカウトと一緒になって楽しんで作成しましょう。

スクラップ例 ①

具体的に何を残しますか?
活動中に拾った葉っぱや花
電車やバスの切符(領収書)
見学した施設の半券・チケット
見学・訪問先のスタンプ
自分で撮った(撮ってもらった)写真
町探検で使った地図のコピー
活動の際に配った資料や書類
見学でもらったリーフレット
チャレンジ章に取り組んだ報告書
忘れてしまう記憶に残すのではなく、ずっと残るスクラップブックに残しましょう。
スクラップブックの作成で必要ものは何ですか?(一例)
リングファイル/まとめるための台紙
ノート・メモ帳/全てを一つに記録する
アルバム台紙/粘着部分に挟み込む
ポケットファイル/もらったものを入れる
大切なのはサイズです。子どもの手に合ったものを選んでください。
失敗したときに、そっくり入れ替えらえるものを選ぶなどの工夫も大切です。
隊やスカウトの性格などを考慮して作ると良いです。
こんなものもあると便利!
シール・マスキングテープ/デコレーションや固定のため
えんぴつ・カラーペン・マーカー/記録のため
手張りラミネートフィルム/粘着部分に挟み込むため
飾りつけをすることで、すき間が埋まると楽しい仕上がりになります。

スクラップ例 ②

覚えておこう! 作り方のポイント!!
年月日だけではなく、場所も一緒に記録する。
ものを貼り付けたら、何をしたのか少しでもメモを残す。
書くことに慣れてきたら、感じたことや感想なども残しておきましょう。
スケッチやイラスト、写真で記録する。
大切なことはその瞬間の感動を切り取ること。記録の方法をいろいろと試しましょう。

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2023年5月号にも掲載している内容です

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