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<機関誌「SCOUTING」2022年5月号の記事を本サイトにも掲載しております。内容は機関誌発行当時のものです。>
2022年度 私たちのミッション

創立100周年を機に、未来に躍進できるスカウト運動を目指すことにより、より良き社会を創ります

日本連盟のスカウト運動の「使命」と「展望」

使命(ミッション)
「個人の資質をのばし、地域社会と世界に役立つ青少年を育てます」
展望(ビジョン)
「日本のスカウト運動は、青少年教育の中心的役割を果たしつつ、この運動の目的、使命を達成いたします」

これらは、2002(平成14)年3月に長期戦略計画の一環として策定しました。 2015(平成27)年に策定した長中期計画ではこの使命と展望を確認し、「活動的で自立したスカウトを育てる」ことを目指してきました。これらを受け、創立100周年を迎えた2022年度は「私たちのミッション」を策定し、最重点施策と成果目標等を定め、事業や施策等を展開します。

最重点施策
スカウト活動をより多くの仲間に提供します
成果目標
2023年3月末日までに、加盟登録人数83,000人以上を目指します
最重点事業

下記2事業を最重点事業に位置づけて取り組みます。

1 ワクワク自然体験あそびの全国展開

2 100周年事業の展開

(1)第18回日本スカウトジャンボリー (2)100周年記念式典 (3)100周年キャラバン事業(防災キャラバン) (4)記念史発行事業 (5)プラごみバスターズ大作戦 (6)100周年募金事業(未来の子どもたち基金、ミュージアム事業等)  
最重点施策の具体的な取り組み

1 スカウト活動を活性化するための事業

(1)より魅力あるプログラムを提供します。 (2)地域社会認知の向上を目指す事業を展開します。 (3)情報伝達改革を推進します。 (4)中途退団抑止を推進します。 (5)組織の意思決定への若者、女性の参画を推進します。 (6)ユース年代への情報・機会の提供を推進します。 (7)必要なスカウトに対し、「ともに進もう(ひとり親家庭等応援)助成」プログラムを推進します。 (8)安心な共済制度運用と安全教育(保全と予防)を推進します。 (9)隊指導者の必要としている支援を強化します。 (10)団組織の強化推進を支援します。 (11)新登録制度を検討、構築します。 (12)スカウトOBの活動への参画を推進します。 (13)国際交流活動の魅力周知と参加を促進します。 (14)海外の各国スカウト連盟(NSO)、アジア太平洋地域(APR)、世界スカウト機構(WOSM)との協力を強化します。  

2 日本連盟組織の強化と透明化施策実行

今年度からの日本連盟組織変更の効果を出すため、以下の事項を集中的に実行します。 (1)日本連盟の意思決定プロセスの見える化を推進します。 (2)事務局機能の効率化と人財育成を推進します。 (3)効率の良い会議への改革を推進します。 (4)日本連盟全体でのSfH(セーフ・フロム・ハーム)とガバナンス強化を推進します。 (5)若者および女性の組織意思決定への参画を推進します。[ 1 ‒ ⑸と共通] (6)維持会員、新たな形での協力者の更なる確保を推進します。[ 1 ‒ ⑾と共通(新登録制度への反映)] (7)Web会議等の活用によるコミュニケーション活性化を推進します。 (8)担当業務別の責任、権限の理解促進研修を実施します。  

3 101年目からの中長期計画を2022年度中に策定、周知

(1)我々のミッション、ビジョンの明確化と周知をはかります。 (2)加盟員の意見を反映させた長中期計画を策定します。 (3)日本連盟主催大会の在り方を検討します。 (4)日本連盟の経営、事務局強化を推進します。 (5)日本連盟資産(不動産、動産、特定資産)の活用と見直しを推進します。
その他の事業

1 ベンチャースカウトフォーラム

2 全国大会

3 富士特別野営

4 SGDs協働事業の全国展開(100周年事業)

5 防災キャラバンの全国展開(100周年事業)

6 海外派遣の実施

7 指導者訓練実施

8 各種セミナー開催

9 県連盟への情報伝達と意見聴取のための会議開催

10 次年度以降の各種大会準備

13NA、25WSJ 派遣、全国大会、富士特別野営等
※具体的事業内容については、2022年度の組織変更と役員、委員の改選に伴い、多少の変更が生じる場合があります。

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2022年5月号にも掲載している内容です

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