コロナ禍で、以前のようにスカウトソングを思いきり歌うことが難しい状況が続いています。歌うのが難しい分、リサイクル楽器を手作りして、スカウトソングを演奏してみましょう。不用品をリサイクルして楽器を作れば、資源の有効活用にも繋がります。さらに、仲間とリズムを合わせて演奏することで、歌うことが苦手なスカウトも一緒にスカウトソングを楽しめます。
プラブロック(空のボトル打楽器)を作ってみよう
「コン コン」とかわいい音が鳴る打楽器です。歌に合わせて、ボトルの底をたたいてみましょう。打楽器の音で気分が盛り上がります。ペット太鼓(ペットボトル太鼓)を作ってみよう
「ポンッ」と響いた音が鳴る太鼓です。 ペットボトルの大小で音の高さが変わります。リズムを取ってみましょう。三角カズー(牛乳パック笛)を作ってみよう
「ブーブー」と震える音が鳴る、口にくわえて歌う楽器です。口笛の代わりに鳴らしてみましょう。吹く際にはスカウト同士、距離を取るようにしましょう。出展:Webサイト「リサイクル音楽家!? 上畑美佐江のリサイクル楽器手作り工房」(リサイクル楽器展示室Ⅱ、Ⅲ) http://www.fan.hi-ho.ne.jp/uehata/
スカウトソングをもっと身近に !
CD を活用して、スカウトソングをより身近なものにしましょう。工作やロープワークなどを行う際に BGM としてスカウトソングを流すと、メロディーや歌詞が自然と耳から入り、スカウトソングを覚えることができます。聞き覚えのあるメロディーとして、スカウトが思わず口ずさみたくなるかもしれません。現在の歌いづらい状況下では、ハミングで楽しむのもひとつです。 音は一瞬で消えますが、音楽で得た感銘は心に深く残ります。プログラムやシーンに応じてスカウトソングを活用することで、勇気や感動が得られ、人生の道標になることもあるかもしれません。 諸先輩方が「歌は心の栄養」「音楽は心を一つにしてくれる」と歌い継いできたスカウトソング。ビーバー年代から親しみ、子どもから大人への過渡期にあたるボーイ年代以上のスカウトには、スカウトソングを通じて人生観や徳を養うスカウト精神を身につけてほしいものです。スカウトソング特別委員会
ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2022年3月号より