野外活動のための安心・安全講座
え ! いけないの ? 「お薬あるある」NG 事例
活動中に具合が悪くなってしまったスカウトを、なんとか元気にしてあげたい。そんな優しい気持ちが、かえって副作用を引き起こすことになってしまう場合もあります。前号に続き、今号も「救急箱」をテーマに、薬に関する事例をもとに対応を考えてみましょう。 薬には〈主作用: 病気が治る・症状が軽くなる〉と〈副作用: 本来の目的以外の好ましくない症状が出る〉という2つの面があります。特に副作用は、人によって表れ方が全く異なるため、自分にとっては苦痛を取り除いてくれる良い薬でも、別の人にとっては副作用を引き起こす怖い薬である場合もあるのです。安心・安全な活動のために、『薬は各自で用意する』ということを浸透させていきましょう。「セーフ・フロム・ハーム」・安全委員会
PDFで見るボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2022年1月号にも掲載している内容です