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<機関誌「SCOUTING」2022年1月号の記事を本サイトにも掲載しております。内容は機関誌発行当時のものです。>

2企業や団体とのタイアップによるコラボレーションバッジ

カブスカウト対象 ”新チャレンジ章”

2018年から取り組みを開始したカブスカウト対象「新チャレンジ章」は、これまでに延べ3,100隊37,000人のスカウトが取り組んでいます。今号では、2021年度新たに展開したプログラムの展開例と、それに挑戦したスカウトの声、2022年度の募集スケジュールについてご紹介します。

サイバーセキュリティヒーロー

仮想(デジタル)と現実(リアル)が混ざり合う、今の子どもたちが主役となる社会がやってきます。インターネットには楽しさや便利さもあれば、危険なことや守らないといけないことを理解することが重要です。世界中の子どもたちに「ネットリテラシー」を学ぶためのプログラムを提供するパロアルトネットワークス社とともに、これからの社会を生きるために必要な術を体験しましょう。  
展開例

1. ハンドアウトを用いて(岐阜・岐阜第16団)

ハンドアウトにあるトランプを使ったパスワードのクイズでは、簡単なパスワードでは情報を守りきれないことを学び、ハンドアウトのアクティビティ2では考え方や感じ方は人それぞれ違うため、SNS でも相手を思いやる気持ちが大切なことを学びました。最後に、インターネットの便利な点、危ない点を話し合い発表してスカウトたちはサイバーセキュリティヒーロー宣言。しっかり勉強したスカウトたちは、カッコ良いヒーローになれました。

2. 講師を招いて(福岡・福岡第19団)

Web集会後に取り組みました。警察官である保護者を講師に迎えて、「ネットとはなにか?」という基本情報からはじまり、ネットによる被害、怖いお話などを聞きました。また、10年後の未来になくなっているものとして「重たいもの」や「キーボード」など色々な意見が出ました。「君たちの頭の中にある、あったらいいなと思うことは、君たちがつくっていくんだよ」と、講師がまとめてくれました。 ネットは怖いけれど正しく使えば大変便利で、なくてはならないもの。怖さを知っているからこそ対策ができることを知りました。親子で取り組むことができる内容でした。  
スカウトの声
  • ネットでのコミュニケーションをとるときにも、他の人を傷つけないようにようにする。
  • 人の嫌がることはしない。嫌がる言葉を使わない。
  • パスワードは、自分ですぐに思い出すことができて、わかりにくいものにする。
  • ゲームでも世界とつながるので気をつける。
  • 勝手に友だちの写真を使わない。
 

20022年度に向けたスケジュール

現在、新たなプログラムの準備を進めています。これまで展開してきたプログラムも含めて、詳細は日本連盟Webサイトに情報を掲載しています。この新チャレンジ章の取り組みも交えながら、2022年度もスカウトに新たな挑戦の機会を提供しましょう。
バッジ申込 2月14日(月)~ 3月13日(日)
申込結果通知 3月22日(火)~ 3月24日(木)
バッジ送付 4月下旬から順次発送

2021年度に新チャレンジ章に取り組んだ皆さまに、活動報告をお願いしています。Webフォームから簡単に行えますので、年度内に取り組みを終えてフォームからご報告ください。 2022年度も同プログラムの実施を予定しています。詳しくは日本連盟 Web サイトおよび機関誌3月号でご案内します。 https://www.scout.or.jp/member/challenge-badge/

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2022年1月号にも掲載している内容です

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