—信仰奨励 おうちスカウティングのススメ—
「ちかい」と「おきて」の実践は、制服を着ているときは比較的取り組みやすいものですが、普段の生活のなかでの実践は、難しいと考えるスカウトが多いのではないでしょうか。 それぞれの教宗派にも、生活の中で大切にすべき目標やきまり、「 おしえ 」というものがあります。お寺や教会へ毎日お参りされるような熱心な信者さんでも、「おしえの実践はなかなかできない」と考えているようです。 なかなかできないからこそ「おしえ」の値打ちがあるのだと思いますが、「できた」「できない」ということも大切ですが、たとえできなくても継続して実践に取り組むことが大切なことだと思います。これを地道に続けていくと、やがて習慣となり、気がつけば「おしえ」が身について、「徳」をいただけるのだと思います。 その徳を養うために、団や隊でチェックシートを作成し「信仰奨励 おうちスカウティング」を習慣づけてみてはいかがでしょうか ? 隊長の指導と評価のもと、期間を定めて取り組み、チェックシートに記録することで、自分ができていない部分が発見できます。一度限りの取り組みではなく、定期的に取り組む支援をすることで、その成果が必ず現れてくると思います。 ※下記チェックシートは、宗教章の取得を目指すスカウトを想定した内容になっています。「感謝」を中心に、「習慣」「自己鍛錬」「祈り」といったポイントを網羅しています。スカウトや指導者の宗派や環境、地域性を考慮してアレンジしてください。信仰奨励委員会
ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2022年1月号にも掲載している内容です