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スカウトの皆さんへ

 次の週末、みなさんはどう過ごす予定ですか?政府の緊急事態宣言の発表を受け、普段の春とは全く異なる雰囲気に街全体が包まることになりそうです。活動自粛が始まってからもう、ひと月以上が経ちました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、街の状況をみながらの自粛継続をお願いしたところです。私たちはみな、事態の沈静化に向けて協力していかねばなりません。 このような事態だからこそ、スカウティングの原点に立ち返りたいと思います。私たちの「活動」は、決して、集まらなければできないものばかりではありません。一人ででも、自宅ででも、できることはたくさんあります。
  • ビーバースカウトのみんな、ビーバーノートをひろげて、よんでみてください。そこには、おうちでできることがたくさんあります。おとうさん・おかあさんといっしょに、はじめてみてください。
  • カブスカウトのみなさん、カブブックを読んで、あたらしいことにチャレンジしてみましょう。家の中でなければできないこともたくさんあります。取り組んだらほご者の方にサインしてもらい、それを次の隊集会で、隊長に見せてください。隊長はきっと喜ぶでしょう。
  • ボーイスカウトの諸君、新しくなったスカウトハンドブックを手に、これまで学んだ技能がきちんと身についているか、確認しましょう。また、班長はぜひ、班員の近況を確認してください。電話でもLINEでも、ほんの一言の声掛けが班の絆を深めます。
  • ベンチャースカウトの皆さんにはぜひ、次のプロジェクトへの考察を深めるほかに、「いまの社会に対して、私達に何ができるのか」ということに、思いを巡らせてみてください。
  • ローバースカウトの皆さんなら、顔を合わせずともSNSなどで繋がり合うのも容易なことでしょう。ぜひ、「いまの社会に対して何ができるのか」話し合ってみてください。
家でもできること・一人でもできることは、たくさんあります。集会のときだけではなく、私達は、つねにスカウトです。こんなときだからこそ、ひとりひとりがちかいやおきてを実践し、身近な「善行」を行うことで、あなたの家族の明日と、社会の明日を守り・創ることに繋がります。まずは自ら率先して考え、行動する。さらには、家族など周囲の人を巻き込み、いまの社会をより良きものにしていく。それが、スカウトらしい姿なのではないでしょうか。 ― Scouting Never Stops いつの日も歩みを止めることなく、前へ進んでいきましょう。
日本連盟コミッショナー
 

スカウティングの歩みを止めないために

全ての年代の子どもたちが楽しく、そして冒険を続けられるようにオンラインコンテンツを発信しています。どのコンテンツも自宅で取り組むことができ、個人で挑戦するだけではなく、家族と一緒に試すことのできるアクティビティも含まれています。自分でやりたいこと、今できることを探してみましょう。
自宅でできるスカウト活動を探そう
#おうちスカウティング
更新:2020.05.03】 全国のスカウトや指導者が実践している活動の事例など毎日更新されます。投稿された内容を参考にして、アクティビティを考えたり、おうちスカウティングのフレームやロゴを使って、隊や団の気持ちを一つにしていきましょう。活動の様子は写真や動画と共に、ハッシュタグ「#おうちスカウティング」をつけて、SNSに投稿してください。
生活の中の不思議を探そう
新チャレンジ章
更新:2020.05.11】 カブスカウト年代の新たなチャレンジ章では、普段の生活の中で感じる不思議や可能性を見つけ、挑戦することができます。バッジや活動するためのワークブックは、隊ごとにオンライン申請を受け付けています。プログラムの参加はいつでも始めることができます。スカウトのワクワクを探すため、サイトを訪れてみてください。
スカウトハンドブックを活用しよう
ミスターXからの挑戦状
更新:2020.05.31】 ボーイスカウト年代以上のスカウトが活動の計画やスカウトスキルのチェックで使うスカウトハンドブックの中から、毎週月曜日と木曜日にクイズを出題しています。進級状況によってはまだ知らないこともあるかもしれませんが、この機会にスカウトハンドブックを読むきっかけに活用してください。
貴重な時間を大切にしよう
スカウトならできる貴重な時間の使い方
更新:2020.03.06】 予定していた集会などが中止や延期になり、進級が計画どおりに進められないスカウトもいると思います。学校に行けず友達にも会えない、辛い時期だと感じる人もいるかもしれません。活動の自粛だからと何もしないということではなく、特別に与えられた時間と考えて普段はできないことに挑戦してください。
オンラインで世界を探検しよう
世界スカウト旗と各国の国旗
オンラインで世界を探検しよう
更新:2020.07.10】 ボーイスカウトは、世界約170の国と地域で取り組まれ、約4,000万人が関わる青少年活動です。私たちは、スカウトとして世界とつながっています。実際に足を運べなくても、オンラインで訪れること、そして体験することはいつでもできます。世界のさまざまなスカウトプログラムを体験してください。

インターネットを活用した取り組み

工夫をすることで、会えない時間でも私たちはつながりを持つことができます。海外や国内におけるインターネットを活用した取り組みが、スカウトの間で自主的に行われています。今できることを考え行動している、彼らの取り組みを応援し、ここでご紹介します。
オンラインでスカウトとつながろう
RCJオンラインイベント「MOTI」の実施について
開催終了:2020年4月18日、19日】 全国ローバースカウト会議(RCJ)では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止になったRCJブロックイベントをオンラインで実施するよう、オンラインイベント「MOTI (Moot On The Internet)」を開催しました。オンライン会議システムを活用して、多くのローバースカウトが参加しました。
世界最大級のオンラインイベントに参加しよう
JOTI Special Edition 2020
開催終了:2020年4月3日~5日】 世界スカウト機構では、JOTI(Jamboree on the Internet)の特別版を開催しました。スカウト活動が学校の活動の一部として取り組んでいる国もあり、学校やスカウト活動に参加できないスカウトがオンラインを通じて安全に繋がることができる取り組みとして、世界中でのスカウトの交流がありました。

バーチャルでのスカウト活動や会議の取り組み

現在、対面でのやりとりが当たり前だったこれまでの活動や会議の進め方を、大きく見直すことが求められています。すでに取り組みをいただいているところも多くありますが、全ての団、隊において取り組みが継続できるよう、各種環境整備の側面から、情報をお届けします。
オンラインでの会議環境を準備しましょう
ビデオ会議
Web会議環境の無償提供プログラム開始のお知らせ
更新:2020.04.24】 新型コロナウイルス感染症の広がりにより対面での活動を自粛する中においても遠隔で集会や会議の開催を支援することを目的として、Web会議アプリケーションのGoogle Meet(以下、Meet)を使用することができる環境を必要とする団に期間限定で無償配布するプログラムを開始します。
複数の目で見守りましょう
セーフ・フロム・ハーム
指導者バディルールについて
更新:2020.05.14】 これまでの活動と同じように、電子メールやスカウトとのビデオ通話会話、各種SNSの活用といった手段に関係なく、指導者バディルールを心にとどめておいてください。オンラインでの取り組みではご家庭の協力を得る場合も多くありますので、保護者の協力を含めて体制を整えましょう。(PDF資料)

>> 新型コロナウイルスへの対応

 

この件に関するお問い合わせ

ボーイスカウト日本連盟事務局 社会連携・広報部 Email: pr@scout.or.jp

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