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開催の目的

2024年に発生した数々の災害は、甚大な被害を生み私たちの生活に大きな影響を与えました。特に被害が大きかった能登半島地震や多大なる豪雨被害で復旧・復興作業が依然として続いています。
このような現状から、私たち一人ひとりが自らの身を守るための知識や行動力を備えるための「自助」、「共助」として地域社会や周囲の人々と助け合う力を高めることが求められています。さらに、災害発生時には迅速かつ的確な「災害ボランティア」としての役割が非常に重要です。
そこで、災害の被害を減少させるために、災害に適応できる力を学ぶことに重点を置いたトレーニングとして「Rover Scout Workshop 2024」を実施します。
本事業では、「自助」・「共助」の重要性や社会の中でスカウトスキルが役立つことを学びます。本訓練を通じてローバースカウトとして身につけるべきスキルや心構えについて理解が深まり、今後のローバーリングの指針となることを期待しています。

新着情報

  • 【2024.04.22】まとめ動画、参加者インタビューを掲載しました。NEW
  • 【2024.12.23】開催予告動画を公開しました。
  • 【2024,10.16】日程を延期し、参加者を再募集します。
  • 【2024.08.20】参加者の募集を終了し、実施を延期します。
  • 【2024.07.25】参加者の申込締切を延長しました。
  • 【2024.06.10】参加者の募集を掲載しました。
  • 【2024.06.06】運営委員の応募受付を終了しました。
  • 【2024.04.08】ローバースカウト集合訓練のページ公開、運営委員の募集を掲載しました。

Rover Scout Workshop 2024~今こそ求められる「自助」・「共助」・「災害ボランティア」のチカラ~実施概要

実 施 日 2025年2月22日(土)~24日(月・祝) 2泊3日間
実施場所 MOA大仁研修センター(静岡県伊豆の国市)
参 加 者 ローバースカウおよび同年代の指導者 50人(海外からの参加者を含む)
運  営 ローバースカウトおよび同年代の指導者による運営委員が中心となり、指導者、専門家のアドバイスを受けながら、実施プログラムを企画・運営します。
参加費 参加者 一人あたり20,000円(2泊3日間の宿泊、食事、活動に関する経費等)
運営委員 一人あたり18,000円(3泊4日間の宿泊、食事、活動に関する経費等)
※金額は予定であり、申し込み人数によって変更する場合があります。
集合・解散 運営委員2月21日(金)昼 現地集合
参加者 2月22日(土)午前中 現地集合もしくは伊豆長岡駅から送迎予定
参加者 2月24日(月)午後撤営後 現地開催もしくは最寄り駅まで送迎予定
運営委員2月24日(月)午後参加者解散後に解散
装備・持参品 制服、制帽、作業着、作業帽、軍手、雨具、22日の昼食、その他2泊3日間の研修に必要なもの
参加申し込み手続き 隊・団の承認のうえ所属県連盟を通じて申し込みます。
配付資料 実施要項(10月2日現在)

Rover Scout Workshop 2024 まとめ動画

参加者インタビュー

奈良県連盟 奈良第18団 井上朝晶さん

〈今回のWorkshopに期待することは何ですか?〉
自然災害はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。だからこそ、いざという時に冷静に判断し、自分が何をすべきかを見極められるようになりたいと思いました。また、人が「共助」をしたくなる心理についても学びたいと考え、今回のワークショップに参加しました。

~プログラム終了後~

〈Workshopで印象に残っているプログラムは何ですか?〉
2日目の避難所運営体験です。避難所運営体験の中で、自分たちがどれだけ避難者への対応ができるのかを試された場面があり、とても印象的でした。

〈Workshopは期待に即していましたか?〉
もともと「共助」について学びたいと考えていましたが、実際に体験を通して学んだことで、「共助」だけでなく「自助」との相互作用によって、より良い避難生活が実現できることを実感しました。

大阪連盟 堺第25団 宮本佳奈さん

〈日頃の職業と防災・減災との関係性はありますか?〉
職場では、防災グッズ等の販売や、有事の際の支援物資の提供や人的支援等を行っています。

〈Workshopを経てどんな自分になりたいですか?〉
今回のワークショップを通して、災害時の状況をより具体的にイメージできるようになりたいと思い、防災・減災に関する知識を身につけることを目的に参加しました。

~プログラム終了後~

〈Workshopで印象に残っているプログラムは何ですか?〉
HUG(避難所運営シミュレーションカードゲーム)が最も印象に残っています。HUGを通して、避難所運営における具体的な役割や対応の重要性について、理解を深めることができました。ゲーム形式で親しみやすく、自団に持ち帰って後輩たちに自分の学んだことを伝える良いきっかけになるのではないかと感じました。

〈次回のWorkshopへの参加を検討されている方へのメッセージをお願いします〉
今回のワークショップに参加したことで、「自助」や「共助」について改めて考える良い機会となりました。災害に関する知識を深めると同時に、スカウトとして培ってきた精神や技能が、実際の災害現場でも大いに役立つことを再認識することができました。この学びを、自団の仲間や、次回のワークショップに参加される方々にもぜひ知っていただきたいです。

Rover Scout Workshop 2024 開催予告動画 公開

この度、『Rover Scout Workshop 2024 開催予告動画』を作成しました。
動画内では、昨年のRover Scout Workshop(旧ローバースカウト集合訓練)の様子を確認することができます!ぜひ一度ご覧ください。

参加者の募集について(終了しました)

上記のとおり事業名称を改めて、参加者を募集いたします。
昨年度は避難所運営を中心に実施しましたが、今年度は能登半島地震での災害ボランティアの経験などから、災害時に適応できる力を学ぶことに重点を置いた研修内容に見直して準備を進めています。
参加者の対象と人数:
ローバースカウトおよび同年代の指導者 50人(海外からの参加者を含む)
申込締切:
2025年1月14日(月)日本連盟事務局 必着
申込方法:
・ 参加希望者は、参加申込書を記入のうえ、隊・団等の推薦を経て所属県連盟へご提出ください。
・ 県連盟事務局は、参加申込書をご確認のうえ、メールにて日本連盟までご連絡をお願いします。
・定員に達した場合には締切前に受付を終了する場合があります。

運営委員の募集について(終了しました)

ローバースカウトおよび同年代の指導者による運営委員が中心となり、指導者、専門家のアドバイスを受けながら、実施プログラムを企画・運営します。運営委員には、基本的な野営技能を身につけ、アンガーマネジメントができ、他者と共同で、プログラムの推進を図ることができる方を公募します。
①ローバースカウトおよび同年代の指導者 10人
②成人指導者 5人
応募者多数の場合にはプログラム委員会で選考します。
応募締切:5月7日(火)日本連盟事務局まで ※応募受付を終了しました。
希望者は、応募用紙をダウンロード・記入のうえ、所属の隊・団の了承のうえ、所属県連盟を通じてご応募ください。

プログラムの概要

昨年の様子を、日本連盟ウェブページでご覧になれます。

 

この件に関するお問い合わせ

ボーイスカウト日本連盟事務局青少年プログラム担当
Email: program@scout.or.jp

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