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衣料回収から見た難民問題~「服のゆくえ」と「ユース難民アートコンテスト」~

ボーイスカウト日本連盟が「難民支援衣料回収プロジェクト」で回収した衣料はどのように難民キャンプへと届くのか。世界における難民を取り巻く現状はどのようなものなのか。 難民支援衣料回収プロジェクトを通して「難民」について、スカウトへ伝えている指導者の皆さまを対象に、オンラインでの学習会を開催いたします。 学習会では、国連UNHCR協会から講師をお招きして、難民についての理解、そして、今年度の特別プログラムとして実施する「ユース難民アートコンテスト」についてご紹介します。 オンライン開催ですので、ぜひ全国からふるってご参加ください。参加者には難民理解に役立つ教材をご提供いたします。 ■開催日時:7月26日(水)19:30~21:00 ■開催方法:オンライン ■参加対象:全国の指導者 ■参加費:無料 ■講師:天沼 耕平 氏(国連UNHCR協会職員) 2012年に国連UNHCR協会に入職し、「国連難民支援プロジェクト」関東エリアマネージャーを経て、現在は広報啓発事業 / 難民高等教育プログラム担当。 下記のボタンをクリックしていただくと参加申し込み用のWEBフォームがひらきます。必要事項をご入力ください。 参加申し込みの締め切りは7月23日(日)です。

申し込みはこちら

UNHCRと難民

UNHCRが14日発表した報告書によりますと、紛争や迫害、人権侵害などの影響で国内外へ逃れた人の数は、去年末時点の推計でおよそ1億840万人と増えました。 一年あたりの増加幅として過去最大だとしています。このうち、およそ6割にあたる6200万人が国内避難民だということです。 ウクライナ侵攻やアフガニスタンからの避難民の増加をあげているほか、南米ベネズエラから近隣国へ逃れた人々の増加も指摘しています。 また、今年もアフリカ・スーダンでの軍事衝突などにより、難民・避難民は増加を続けていると伝えています。

衣料回収プロジェクト

ボーイスカウト日本連盟では、ユニクロ×UNHCRと連携しながら「難民支援衣料回収プロジェクト」(春・秋の年2回)を実施してこれまで10万着以上の衣料をユニクロ店舗に届けることができています。 通常の「衣料支援回収」では、ユニクロ・GUの製品だけを回収していますが、ボーイスカウトの場合には特別に、同世代である子どもたちの服に関しては、ブランドを問わず回収してお届けすることができています。 プロジェクトの詳細はこちら https://www.scout.or.jp/member/support_for_refugees/

ユース難民アートコンテスト

また、ユニクロとUNHCRは「ユース難民アートコンテスト」を実施中です(本年9/30まで)。世界でひとつしかないアートを通じて、難民支援の輪を広げることを目指して開かれている本コンテストでは、今年は入選作品がユニクロのTシャツとなって世界中の店舗に並び、その収益の一部はまたUNHCRを通じて、難民のために役立てられることになっています。 コンテストについて詳しくはこちら https://www.unhcr.org/jp/youth-with-refugees-art-contest-2023  

この件に関するお問合せ先

ボーイスカウト日本連盟事務局 社会連携・広報担当
E-mail: hello@scout.or.jp

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