- 意見募集開始日 2021(令和3)年3月22日(月)
- 意見募集終了日 2021(令和3)年4月20日(火)
- 意見提出方法 (意見公募終了)
- 結果の公表 令和3年5月29日(土)の県連盟代表者会議において説明後、ホームページにも掲載します。個別には回答しませんので、御承知おきください。
登録制度の抜本的な改革」の考え方
1.はじめに
本連盟における収入源の1つである登録料(共済掛はを含まない)は、加盟員及び団、隊が年額を納付し、その全体収入における割合は令和元年度の決算ベース(経常収益合計額からWSJ参加費を減じた額)に占める登録料の割合は55.6%となっている。加盟登録数が減少し続けている現在、登録費に依存した財政基盤のままでは今後組織を維持することは困難であり、日本連盟の維持のみならず、県連や団へのサービスが危ぶまれる事態になりかねない。 今後、加盟員の金銭的負担を増やすことなく、我が国における最大の教育運動であるスカウティングを今後も維持、発展させるため登録制度に関する抜本的な改革が必要になる。2.これまでの経緯
2019(令和元)年5月7日開催の理事会において運営系3委員長連名で「加盟登録制度の抜本的見直しの検討」について提案があり、検討の開始が了承された。以後、次の諸会議において、説明、意見募集を行ったところである。- 2019(令和元)年 5月24日 定時評議員会
- 2019(令和元)年 5月25日 県連盟代表者会議
- 2019(令和元)年 9月 8日 スカウト教育推進会議
3.「登録制度の抜本的な改革」の基本的な考え
様々な主体と共に歩み、地域に根差したスカウティングを目指して -スカウト運動の普及・発展のために多様な参加方式を確立させる- 資料:登録制度の抜本的な改革検討資料_会員種別コンセプト20210310 PDFはコチラ4.現行の登録制度の課題
(1)スカウトと指導者のみを対象とした登録制度により、本運動の志向が内向きになり、社会との接点を狭めている。 (2)2017(平成29)年10月10日に理事会において承認された「日本連盟100周年財政ビジョン提言書」によれば、総量変動による加盟登録料に再検討が示されている。しかし、加盟員減少は止まっておらず、このままでは再値上げが必至であるが、現実的には難しい。5.目指す登録制度の方向性
(1)本運動の普及、発展を目指すために多種多様な参加方式を確立させる。 →地域、企業、保護者、スカウト経験者など多様な参加方式を確立し、本運動を地域に普及させることにより、加盟員の増加、資金獲得を目指す。 (2)現行の登録制度は変更せず、登録料の値上げも行わない。 (3)現行の「加盟登録システム」のサーバーやソフトウェアのサポート期限が切れることから、「加盟登録システム」の更新を行う。その際、昨年度、各団の登録担当者を対象に行ったアンケートに基づき、より使いやすいものとなるように検討を進める。6.今後の予定<2022(令和4年)度分の登録から「新しい登録制度」を適用>
- 2021(令和3)年 5月11日(火)理事会にパブリックコメントを踏まえた(案)を上程、議決
- 2021(令和3)年 5月29日(土)県連盟代表者会議においてパブリックコメントの結果を反映させた「新しい登録制度」とパブリックコメントの結果を説明
- 2021(令和3)年秋以降 諸会議において、「新登録制度」とその事務処理方法の説明を開始