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【退任のご挨拶(磯山友幸)】

本日2020年3月31日をもって社会連携・広報委員長を退任します。前身の広報委員会の委員から通算すると10年。社会連携・広報委員会になって丸4年が過ぎました。2016年10月に委員長になりましたので、以来3年半、日本連盟における広報活動の責任者を務めさせていただきました。この間、全国の多くの指導者の皆様に声援を送っていただき、ご協力いただいたご恩は忘れません。スカウト運動の発展を願う皆様の熱意がわたくしたちの原動力でした。 添付の報告書はここ2年の当委員会の活動をまとめたものです。ご覧いただくと、こんな事もやっていたのか、と驚いていただけるのではないかと思います。6年間の委員時代を含め、長年、懸案として議論されるだけで実現しなかった事柄がたくさんありました。この3年半は、そうした懸案を片っ端から片付け、実現してきたと自負をしています。 ボーイスカウトのブランドカラーの統一、PR動画の作成、HPでの広報資材の提供、印刷物のコンセプト統一と全面的な刷新、HPの一新、全団の情報をHPに載せる事、ローバーに本物の経営者やリーダーに出会ってもらう場(スカウトと社会をつなぐ場)の提供、防災キャラバンやモンベルフェアへの出展、企業への協賛の依頼拡大、さらに、会議でのペーパーレス化やテレビ会議の導入などなど。 もちろん、こうした活動ができたのは、粉骨砕身働いて頂いた委員や職員の皆さんがいたおかげです。委員と職員が共有のメーリングリストを持ち、毎日のように情報交換やペーパーワークをこなしていただきました。実際に集まった2週間に1度の会議だけでも2年間で40回を超えます。交通費もほとんど支給されない中、文句も言わずに集まっていただきました。委員会は年に4回、事務局案を承認する場だった委員会が、具体的に作業をするチームに脱皮しました。 日本連盟の理事や委員を、いまだに「名誉職」だと思っているベテラン指導者がいます。我がチームには口だけで手足を動かさない委員はひとりもおりませんでしたし、今後、そうした方を任命することはありません。 鈴木副委員長(埼玉)には企業訪問に何度も足を運んでいただき、資金集めに多大な力を頂戴しました。松平副委員長(東京・香川)にはAPR小委員長や世界スカウト財団の理事として忙しい中、全国のドリームチームのとりまとめに力を発揮していただきました。印刷物の刷新は川瀬委員(大阪連)。スカシャカは青木委員(長野)。HPの全面的な見直しは山本委員(東京)。データセンターの構築などシステム系の刷新は最年少の土田委員(山形)と後から加わっていただいた只野委員(東京)。全国に「社会連携広報フォーラム」を大展開した井上委員(京都)、新たな企業との連携を広げていただいた安部委員(神奈川)、中途退団抑止を担当していただいた久保田委員(大阪)。そして広告代理店OBとして知見からアドバイスいただいた清水委員(学識)と高橋委員(学識)。確か6人でスタートした委員会は追加委嘱を繰り返して最後は13人になりました。心より感謝申し上げます。 委員長の任期は3期6年だという人がいまだにいます。これは同じ人が長くやる弊害を防止するための措置で、権利ではありません。私は初めから4年で若い人に移譲すると言い続けておりましたので、やり残したという感じはありません。 後任は私よりも大幅に若返って愛知の澤さんにお願いしました。人気アナウンサーとしてテレビでもおなじみですね。委員長は何しろ先頭に立って働くのが条件だ、と言って引き受けてもらっておりますので、準備は万端です。明日4月1日から早速新委員や職員に指示が飛ぶものと思われます。 本当は最後に委員の皆さんと解散の祝杯をあげたかったのですが、新型コロナウイルスの蔓延で、最後の会議は全員バラバラな拠点からのテレビ会議になりました。残念でしたが、テレ会議を実験してきたうちの委員会らしい最後だったとも思います。 全国の皆さま、スカウト運動の素晴らしさを広め、仲間をひとりでも多く増やして行くためにも、次期社会連携広報委員会を支え、ご支援いただきたいと思います。あっと言う間の3年半でしたが、改めまして皆様のご愛顧に心より御礼を申し上げます。 弥栄!

社会連携広報委員会報告書

 

【着任のご挨拶(澤 朋宏)】

みなさま、はじめまして。お世話になります。このたび、社会連携・広報委員長の職を拝命いたしました澤朋宏(さわ・ともひろ)と申します。 所信を述べさせていただくにあたり、あらためて自己紹介を申し上げますと、、、愛知連盟の所属で46歳。団ではビーバー隊長を務めており、県連盟では進歩の委員長をしております。仕事は、アナウンサーと気象予報士をしております。平日午後の、TBS系「ゴゴスマ」という番組に出演しております。北は北海道から鹿児島まで・・・ご覧になっていただければ幸いです。 当委員会ですが、これまで、磯山さんをはじめ委員の皆様方のご尽力で、とてもたくさんのことが整ってまいりました。まるで、行き交う車で混み合う街にバイパスが通ったかのように、情報の流れがスムーズになり、それを活かすメリットがたくさん生まれてきました。私の務めはまず、この「バイパス」にさらに車を呼び込み、情報流通を加速化させること。さらには、新たな道を繋げていくこと。それにより、この運動が本来持っている価値をしっかりと社会に伝え、それが、日々活動に取り組まれる皆さんの自信や誇りにつながればと願っております。 お声掛けいただければ、どこにでもお伺いいたします。いろんな街で、いろんな方とおしゃべりしていく中で、保護者の方に、スカウトに、街の人に向けて、ボーイスカウトのことを、どうやって「伝えていく」のか、そのコツをお話できればと願います。 お伝えしたいことはたくさんあるのですが・・・これから、HPやSNSも含めていろんなチャンネルで、お話させてくださいませ。 手始めに、まずひとつ。 新型コロナウィルスの流行による活動自粛の期間中、みなさんの隊ではどんな活動をしていらっしゃいますでしょうか。 自宅でできること?ソロキャンプ?? 「集まれないけど、できること」。いえ、むしろこの状況を逆手に取って、「集まれない今を逆に面白がって、できること」。全国の皆さんの知恵とアイディアを集めて、幅広くお伝えできれば、と。私からも情報収集に参りますが、これは!!というアイディアがございましたら、お寄せいただければ幸いです。 合言葉は、「#おうちスカウティング」。 皆さんのお知恵を、拝借させてくださいませ。 社会連携・広報委員長  澤 朋宏

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