 緊急事態宣言期間中の数を見てみると、4月は36件で前年の200件に対して8割減のわずか18%。続く5月も66件(対年度比56.8%)でした。ところが、緊急事態宣言解除後の6月は対前年度比143.2%の199件となり、7月は155件(対前年度比117.4%)でした。
このことから、新型コロナの影響を受けて激減した問い合わせは揺り戻し傾向が顕著であり、この問い合わせ者を取りこぼさず、さらに潜在的な入団希望者を掘り起こすためには、全国的にボーイスカウトの露出を高め、集中的に新規募集活動を行うことに一定の効果があると考えられます。
緊急事態宣言期間中の数を見てみると、4月は36件で前年の200件に対して8割減のわずか18%。続く5月も66件(対年度比56.8%)でした。ところが、緊急事態宣言解除後の6月は対前年度比143.2%の199件となり、7月は155件(対前年度比117.4%)でした。
このことから、新型コロナの影響を受けて激減した問い合わせは揺り戻し傾向が顕著であり、この問い合わせ者を取りこぼさず、さらに潜在的な入団希望者を掘り起こすためには、全国的にボーイスカウトの露出を高め、集中的に新規募集活動を行うことに一定の効果があると考えられます。
 
 
 
- 学校などで配布してもらうには、普段から地域の学校と連携することが重要です。
- 「募集」と書くと狙いがしっかり伝わる反面、学校などでは配布してもらいにくくなります。「自然体験」などとすることで、一般児童向け事業であることを明確にして教育委員会の承認を得ましょう。
- 「ビーバー隊」「団委員長」「団ハウス」など、つい使いがちなスカウト用語に気をつけるだけで、「話が分かりやすく、配慮のある人たちだな」と好印象になります。特に、スカウトの募集年代は隊名ではなく学年中心の表記(小学3 〜5 年生:カブ隊 など)にすることで、どの年代に当てはまるのかが伝わりやすくなります。
 集会は、それぞれの対象年代などを考慮した計画のもとで実施しますが、さらに「募集」を意識した対応が必要となります。
集会は、それぞれの対象年代などを考慮した計画のもとで実施しますが、さらに「募集」を意識した対応が必要となります。
- スカウトの活動の中に一般児童を招き入れる形が多いと思います。集会当日は、ベンチャーやローバーなどの若いスカウトが参加者のサポートを行いましょう。先輩スカウトの凛々しい制服姿と笑顔が、安心感と好印象を与えてくれます。
- 親子で参加しても、児童が徐々にスカウトの輪の中に入り込むにつれ、保護者の方が手持ち無沙汰になることが多々あるようです。このようなとき、スカウト運動についてなどをうまく伝えられるベテランの指導者や、保護者と同世代の団委員(あるいはスカウトの保護者)などが対応できるとよいでしょう。
- 活動紹介のコーナーを設けることも効果的です。スカウト技能全般だけでなく、四季を通じた普段の活動写真を展示するなどの工夫をしてみましょう。
ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2020年9月号より
 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			