- 学校などで配布してもらうには、普段から地域の学校と連携することが重要です。
- 「募集」と書くと狙いがしっかり伝わる反面、学校などでは配布してもらいにくくなります。「自然体験」などとすることで、一般児童向け事業であることを明確にして教育委員会の承認を得ましょう。
- 「ビーバー隊」「団委員長」「団ハウス」など、つい使いがちなスカウト用語に気をつけるだけで、「話が分かりやすく、配慮のある人たちだな」と好印象になります。特に、スカウトの募集年代は隊名ではなく学年中心の表記(小学3 〜5 年生:カブ隊 など)にすることで、どの年代に当てはまるのかが伝わりやすくなります。
- スカウトの活動の中に一般児童を招き入れる形が多いと思います。集会当日は、ベンチャーやローバーなどの若いスカウトが参加者のサポートを行いましょう。先輩スカウトの凛々しい制服姿と笑顔が、安心感と好印象を与えてくれます。
- 親子で参加しても、児童が徐々にスカウトの輪の中に入り込むにつれ、保護者の方が手持ち無沙汰になることが多々あるようです。このようなとき、スカウト運動についてなどをうまく伝えられるベテランの指導者や、保護者と同世代の団委員(あるいはスカウトの保護者)などが対応できるとよいでしょう。
- 活動紹介のコーナーを設けることも効果的です。スカウト技能全般だけでなく、四季を通じた普段の活動写真を展示するなどの工夫をしてみましょう。
ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2020年9月号より