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入賞作品発表!

この度は森と未来を創ろうコンテストにご参加を頂き有難うございました。 デザイン部門から商品企画部門まで、500名近い方々にご参加いただくことができ、皆さんが自然や地域をとても大切に思っていることを改めて感じる機会となりました。 どの作品にも熱い思いが溢れており審査が難航しましたが、今回はご応募いただいた多数の作品の中から、特に評価の高かった作品の数々を発表いたします!

デザイン部門

 

大賞

  タイトル:森のみんなでなかよしのわ 受賞者氏名:藤原 志織さん 8歳 所属:兵庫連盟 神戸第43団     制作意図:森に住んでいる動物がカブ隊のなかよしのわをしています。森が元気でいるためには小さい虫も必要だよとお母さんが教えてくれたのでありの巣を書きました。森にハイキングに行くときや、カブ隊のかつどうで使ってほしいです。   審査員講評 ・自然と人が一体になっている様子を足跡で表現するという着想がとても斬新でした。 ・デザイン性がとても高い作品だと思います。 ・土の中のいきもの、土の上に生きるいきものが集い、ダンスを踊っているような楽しい作品になっています。  

優秀賞

タイトル:君も今日から自然の一部 受賞者氏名:鳥羽 美弥子さん 13歳 所属:東京連盟 江東第3団        タイトル:動物という1ピースをだいじに 受賞者氏名:鳥羽 弘司朗さん 10歳 所属:東京連盟 江東第3団  

入賞

  タイトル:Save&Protect 受賞者氏名:目黒 小春さん 13歳 所属:埼玉埼玉県連盟 さいたま第201団 タイトル:しあわせの森 受賞者氏名:桃井 達史さん 12歳 所属:愛媛県連盟 西条第11団   タイトル:幸せつながる森と海 受賞者氏名:船本 蒼空さん 12歳 所属:島根連盟 松江第5団   タイトル:夕日 受賞者氏名:間野 明莉さん 9歳 所属:千葉県連盟 船橋第20団     タイトル:石の上のヘラクレス大カブトムシ 受賞者氏名:河崎 匠希さん 7歳 所属:兵庫連盟 西宮第10団     タイトル:季せつの木 受賞者氏名:安達 陽向さん 8歳 所属:神奈川連盟 横浜第89団     タイトル:仲良くくらす海の生き物たち 受賞者氏名:長谷川 晴香さん 9歳 所属:兵庫連盟 神戸第43団   タイトル:木が育ってきたよ 受賞者氏名:木村 帆那さん 8歳 所属:茨城県連盟 水戸第5団   タイトル:美しい海いつまでも 受賞者氏名:高梨 典子さん 所属:奈良県連盟 生駒第3団     タイトル:森をきれいに 受賞者氏名:永井 日菜さん 7歳 所属:千葉県連盟 銚子第3団 デザイン部門に対する審査員講評 ◎NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット 理事長 鬼沢 良子 氏 デザイン部門392件の応募作品には、森と海、山や川、人と動物、植物と生物、森林や都市生活、そして気候などさまざまなつながりが表現され、楽しい作品になっていることに感激いたしました。それを1枚の絵にする事は、各自が多様性を考え体験できたのではないかと思います。作品制作にあたり家族や会員間で会話をして、とても貴重な時間を過ごしたことでしょう。子どもたちの成長が楽しみで大変頼もしく思いました。   ◎サッカーJリーグクラブ SC相模原 宮城國彦氏 「森のタンブラー」が、多くの人の目にとまり、手に取ってもらえるようなデザインとして、どの作品もパワーとインパクトがありました。自分の思い出を書く人、森や自然を守ろうというメッセージをデザインした人、1作品1作品すべてからストーリーが伝わってきました。どんなに素晴らしい活動も知ってもらうことがとても大切で、でも、知ってもらうことはとても難しいことです。今回の作品たちから伝わるメッセージが、どうかたくさんの人たちに届きますように。  

アイディア部門

 

大賞

タイトル:Forest to groundwater 受賞者氏名:愛媛県連盟 西条第11団 企画意図 ・西条11団は世界のスカウトとつながることのできるスキルとして「カップス」を楽しんでいます。今回もカップス音源は森のタンブラーを使った私たちのオリジナル音です。私たちならではのタンブラーの活用法と世界の人と音楽でつながれますようにと思いを込めました。 ・撮影場所は、私たちの活動場所。この地域ならではの魅力とタンブラーの活用を組み込みました。 ・私たちの住む西条市の名水うちぬきは、自然とりわけ森の恩恵を受けて生まれます。その大切な自然で私たちは遊び、学んでいることへの感謝と次の時代へつなぐ私たちがしている自然保護活動を盛り込みました。   審査員講評 ・完成度の高さと映像の美しさにびっくりしました。 ・森のタンブラーの新しい使い方や地域の魅力が、軽快なリズムとテンポの良い映像の展開、出演頂いた皆さんの笑顔と一緒に伝わってきてとても良い作品になっていると思います。  

優秀賞

タイトル:歌おう!この歌を。使おう!森のタンブラー 受賞者氏名:静岡県連盟 浜松第19団  

優秀賞

タイトル:もりのタンブラーリレー 受賞者氏名:茨城県連盟 水戸第5団 アイディア部門に対する審査員講評 ◎女子美術大学 芸術学部アートデザイン表現学科 准教授 保高 一仁 氏 「伝えたいことが自分の中にある」ということは、素晴らしいことです。それは、簡単に見つけられるものではありません。日々の生活の中で感性をはたらかせ、注意深く問題を見つけだし、自分自身への問いかけを繰り返してようやく生まれてくるものだからです。今回観させてもらった皆さんの作品には、どれも「伝えたいこと」がたくさん詰まっていました。そして、仲間と共にアイディアのタネを育て上げていく喜びに満ちていました。   ◎麻布大学 生命・環境科学部環境科学科 特任助教 坂西 梓里 氏 コロナ禍であるためリモートや限られた時間内での動画作成だったとは思いますが、子供ならではの視点や自分たちのスキルを活かしており、どれもオリジナリティーのある作品だったと思います。全体的に印象に残った点は、皆様が楽しみながら作成されていたことです。また、森のタンブラーの既存の用途にとらわれず、様々な視点から森のタンブラーの魅力・活用方法を発見されていることに驚きました。今回の活動をきっかけに、今後も楽しみながら環境問題と向き合い、取り組んでいってほしいと思います。    

商品企画部門

 

大賞

              タイトル:「3万トンを変えるユニバーサルデザイン」歯ブラシ案 受賞者氏名:静岡県連盟 大井川第3団 鈴木 萌々さん 【企画概要】 身近な生活用品の中で、プラスチックごみとしての排出量が多い歯ブラシに着目。 ユニバ―サルデザインの歯ブラシやコップを考案した。プラスチックごみ削減は海洋生物を救う事にもつながるため、モチーフを海の生き物とし、誰でも手に取りやすい商品を目指した。   審査員講評 ・生活者にとって身近で、使い捨てゴミとしての排出量も大きい歯ブラシに着目しているところが、生活者意識の変革にも繋がりやすいと考えられる。 ・具体的な削減量を明示し、あらゆる角度で企画を構想するなど、具体性がありクオリティの高い商品企画になっている。  

優秀賞

タイトル:SDGsを遊んで学ぼう 受賞者氏名:千葉県連盟 袖ヶ浦第1団 【企画概要】 SDGsの17の目標とロゴが書かれたブロック、自分達でアレンジできるブロックやシールがセットになった商品。SDGsについて楽しく学びながら遊ぶことが出来る。 タイトル:「グリーンでクリーンな世界を創ろう!」ガーデニング 受賞者氏名:千葉県連盟 銚子第3団 【企画概要】 セルロースファイバー樹脂のメリット(強度、質感)を生かした「ガーデニング用品」を提案。壊れやすいプラスチック製品を、強度のある素材で代替することで使い捨てを減らすアイディア。 商品企画部門に対する審査員講評 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会 専務理事 中間 玖幸 氏 今回審査させて頂いたどの作品も、環境問題に深く切り込み、自分事として取り組んでいるものばかりでした。その着想や取り組み方に、審査員の私たちも沢山の気づきを頂きました。私たちの日々の便利な生活の中には、環境問題に繋がる様々な要因が潜んでいます。今、それらを社会全体で共有し、身近なところから解決していくことが求められています。今後も、皆さんと一緒にこのような社会問題に取り組んでいければと思っています。    

審査総評

パナソニック株式会社 マニュファクチャリングイノベーション本部 切通 毅 氏 グローバル社会のSDGs取り組みや市場の環境負荷軽減ニーズは急激に高まっており、メーカーへの要求も非常に高くなってきています。私たちパナソニックは「環境ビジョン2050」を掲げ、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立を目指し様々な取り組みをしています。低環境負荷素材であるセルロースファイバーを使った「森のタンブラー」は環境ビジョン実現に向けた資源有効活用の一環です。今回「森と未来を創ろうコンテスト」で沢山のボーイスカウト関係者の皆さまが、知恵を絞って、新たな発想で、森のタンブラーの新しい使い方や素敵なデザイン、セルロースファイバーを活用した環境貢献商品などを考えて頂いたことは、とても嬉しく、沢山の驚きや気付きを頂きました。私たちの環境取り組みの加速に繋がる可能性を感じています。今回のような有意義な機会を契機に、グローバルでのエコ社会実現の一助になることを期待しています。   アサヒビール株式会社 イノベーション本部パッケージング技術研究所 古原 徹 氏 今回、「森と未来を創ろう」コンテストに応募してくださった皆様、本当にありがとうございました。コロナ禍の中、オンラインツールなどをうまく活用して、工夫しながら活動を進めてくださっている様子が想像できました。素敵なアイデアばかりで、とても楽しくワクワクしながら拝見しました。「森のタンブラー」は、アサヒビールとパナソニックが、より良い社会の実現=SDGsへの貢献をパートナーシップで実現していくための、代表例です。今回のコンテストを通じて、ボーイスカウトの皆様もパートナーになっていただけたと思っています。いただいたアイデアをきちんと活用出るように、更なる仲間も増やしていきます。今後とも、応援よろしくお願いします!        

コンテスト概要

実施期間

2020年7月6日(月)~10月11日(日) ※コンテストへのエントリー期間は、7月6日(月)~9月6日(日)です。まずはエントリーしていただき、その後、専用エントリーシートにてご応募いただきました。

部門

あらゆる年代のスカウトが参加できるように、3つの部門を用意しました。 森のタンブラーの魅力的なデザインを考えよう! テーマにもとづき、専用の用紙を使ってタンブラーにあう素敵な絵を描いてご応募してください。 テーマ:あなたが大好きな自然(例:森、山、海、川、空、動物、昆虫など) 専用のデザイン用紙にお描きください。 森のタンブラーの魅力を伝える動画を作ってみよう! 90秒以内で、「森のタンブラー」の魅力をみんなに伝える動画を作ってみよう! 動画の完成度を審査するものではありません。ぜひいろいろなアイディアで動画をとってご応募ください。スマートフォンでの撮影などでもOKです!タンブラーを使ってアウトドアを楽しむ様子やショッピングチャンネル風の動画など、どんどんご応募ください。 森のタンブラーの技術を使った新しいエコ商品を企画し、プラスチックごみを減らそう! ステップ1.日常生活でプラスチックごみが発生してしまうシーンを探そう。 ステップ2.「森のタンブラー」の技術を使って、そのプラスチックごみを減らせるエコ商品を考えよう。 ステップ3.そのエコ商品を多くの人に使ってもらうためのプロモーションを考えよう。誰にどのように買ってもらう?どんなふうに伝える? ※森のタンブラーの技術については、本ページ内にある動画をご覧ください。 ※商品はタンブラーの形でも、全く違う新しい形のものでもOKです!自由な発想で企画をお願いします。 ※材料となる有機資源(間伐材や無駄になって捨てられる素材)を新しく考えても構いません

審査期間

2020年10月12日(月)~11月13日(金)

審査基準

<デザイン部門> 自然が感じられるか、思わず手に取りたくなるか、創意工夫があるか、利用シーンにふさわしいか <アイディア部門> 森のタンブラーの魅力を打ち出せているか?、エコ意識が喚起されるか?、印象に残るインパクトがあるか?、メッセージが明確で分かりやすいか? <商品企画部門> (1)企画性:商品がターゲットのニーズを捉え、適切なプロモーションが設計されているか? (2)環境配慮:プラスチックごみ削減に対する貢献度が高いか? (3)地域調査:鋭い視点で地域の資源や課題に着目しているか? (4)独自性:既存の枠にとられない斬新さがあるか?

賞品

<デザイン部門>応募したデザインを転写したタンブラー、共催企業からの賞品提供 <アイディア部門>共催企業からの賞品提供 <商品企画部門>アマゾンギフト券、共催企業からの賞品提供 <参加賞(参加者全員)>ボーイスカウトの刻印が入ったオリジナルタンブラー

審査員

    • アサヒビール株式会社 イノベーション本部パッケージング技術研究所 古原 徹 氏
    • パナソニック株式会社 マニュファクチャリングイノベーション本部 切通 毅 氏
    • NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット 理事長 鬼沢 良子 氏
    • 女子美術大学 芸術学部アートデザイン表現学科 准教授 保高 一仁 氏
    • 麻布大学 生命・環境科学部環境科学科 特任助教 坂西 梓里 氏
    • SC相模原 運営部 宮城 國彦 氏
    • 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会 専務理事 中間 玖幸 氏

    共催企業・団体

    アサヒビール株式会社

    私たちは、自然の恵みからいただく材料で様々な飲み物を作っています。自然の恵みで事業を営む会社として、サステナビリティの考え方は事業の根幹です。森のタンブラーのような、生活者行動に身近な取り組みを社外の皆さんと一緒に取り組むことで、課題解決と啓発活動を行っていきます。

    パナソニック株式会社

    私たちは「事業を通じて社会の発展に貢献する」という基本的な考え方のもと「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」を目指しています。森のタンブラーや家電などの身近な商品で皆さまと繋がりながら、社会課題の解決に取り組みます。

    NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット

    持続可能な循環型社会づくりを目的に、1996年ごみをテーマに社会課題の解決を目指して発足。今こそ、生活者一人一人の行動変容が重要と考えて、市民・行政・事業者の連携協働による活動を展開中。

    一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)

    人や地球に優しい商品・サービス「ソーシャルプロダクツ」の普及推進に取り組んでいます。エコ、オーガニック、フェアトレード、地域の活力向上等に取り組む商品の普及を通じて、持続可能な社会の実現を目指していきます。

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