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<機関誌「SCOUTING」2023年5月号の記事を本サイトにも掲載しております。内容は機関誌発行当時のものです。>
最重点施策
社会に貢献できるスカウトを育てるための仕組みを確立する。
今年度(2023年度)は、前ページでご紹介した新しい中長期計画(2023–2032)の初年度にあたります。10年間の計画を着実に進めていくための第一歩として、今年度の事業計画はたてられました。「ワクワク自然体験あそび」の全国展開やローバースカウトの育成などが重点展開事業に含まれていることなどがその現れです。 まずはこちらでその全貌を掴んでいただき、ぜひ、事業計画の全文を日本連盟Webサイトよりご覧ください。
重点展開事業
1 「ワクワク自然体験あそび」の全国展開
地域の行政機関、教育機関をはじめとした、地域社会でのボーイスカウト認知度を高めると共に、エントリー部門のスカウト加入を推進します。[中長期計画:基本施策Ⅰ、Ⅱ-1-⑥]
2 25WSJ派遣
ボーイスカウト活動の魅力の一つである国際交流体験の機会とし、参加者のこれからのスカウト活動充実と、スカウト活動の魅力 を社会と加盟員( 保護者も含めた)に発信する。[中長期計画:基本施策Ⅰ-2-②、Ⅱ-2-③、Ⅲ-3-②]
3 地域社会、国際社会に貢献するローバースカウトの育成
スカウト運動で育ったすばらしいスカウトを、社会並びにスカウトの保護者に示し、ボーイスカウト運動の人財育成面からの価値を 社会、スカウト保護者、スカウトにアピールする。[中長期計画:基本施策Ⅱ-1-①、Ⅱ-1-③、④、⑤、Ⅱ-3-③、Ⅲ-3-②、③、④]
4 加盟員、社会への円滑な情報発信・伝達方法の確立
スカウト運動の活性化の為、加盟員にとって必要な情報を、確実に、早く伝達できる仕組みを構築する。 社会に対し、ボーイスカウト運動の価値を効率的に発信し、運動への協力者を増やし社会の認知度を高める。
5 日本連盟のガバナンス強化
日本連盟の意思決定方法や、現在実施している事業の目的と進捗状況の見える化と、情報開示を推進するなどガバナンスを強化すると共に、青少年教育運動に携わる日本連盟のコンプライアンスをいっそう強化します。[中長期計画:基本施策Ⅳ]
成果目標
1 2023年9月末までに、中長期計画に示されたビジョン実現の為の重点事業の行動計画を明確にする。
2 2024年1月末までに、1で明確になった各担当が設定した計画事業(2、3月予定も含め)執行率の100%実施
3 2024年3月末、加盟員登録数80,000人以上
その達成の為の施策例
  • エントリー部門の加入推進
  • 魅力あるスカウト活動展開(魅力向上)
  • 対象年代児童の加入率アップ(市場開拓)
  • ボーイ部門以上からでも入団できる環境の構築
  • 中途退団防止推進
  • 新たな市場開発
2023年度事業計画について
2023年度から、第3次中長期計画が動き始めます。そこでは、10年後の日本のボーイスカウトがどうなっていたいかが「2032ビジョン」として表されています。スカウト運動に携わっている皆様とともに、2032年になる前にそのビジョンを達成させ、よりレベルの高い状況を目指せるよう展開していきますが、社会の変化に伴いビジョン達成の為の事業もそれに合わせて修正していかないと、ビジョン達成が困難になると思います。 単年度事業計画は、それらの現状と事業展開状況、その結果がビジョンに近づいているかを、毎年度の重点事業評価結果から、優先順位を考慮し、単年度の事業計画を展開させるよう立案し、「2032ビジョン」達成を目指すツールと考えます。そこで、2023年度は、新中長期計画のスタートにあたって、コミッショナー、運営委員会が具体的に活動しながら、事業展開していく風土を創り上げることを目指して計画を策定いたしました。 常務理事 出田 行徳 日本連盟Web サイトにて2023年事業計画の資料を掲載しています。 ※PDFファイルが開きます。

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2023年5月号にも掲載している内容です

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