東日本大震災に関する活動について
理事長、日本連盟コミッショナーより東日本大震災に関する活動について全国の都道府県連盟を通じて発信されました。全都道府県連盟宛・理事長、日本連盟コミッショナー発信文書
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は、本連盟の諸事業、各種プログラムにご理解、ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。 昨年3月11日発生の東日本大震災に関しての被災地および全国各地での支援につきましては、その後も各地で継続的に活動をしていただきますこと厚く御礼申し上げます。また、各地域におかれましては支援活動を行いつつ、ふだんのスカウト活動の中でも、改めて「防災」について学ぶ機会をそれぞれに工夫して実施いただいていると存じます。 日本連盟では90周年記念事業の一つとして、「防災」について各地で取り組んだ内容を「そなえよつねに」災害準備プロジェクトとして取りまとめています。このプロジェクトは、ビーバーからローバーまですべてのスカウトが取り組めるものであり、ヒントや報告フォームを日本連盟ホームページで提供していますので、ぜひ、活動内容をお知らせください。(http://www.saigai-scout.com/) 現在、被災地は復興に向けた作業が進められていますが、その一方で、まだ支援活動が必要な地域は数多くあります。この度の震災をスカウトとして学び、今後に伝えるためにも、可能であれば、スカウト自身が被災地に訪れ、それぞれの状況を見たうえで、自分たちで何ができるかを考え、どんな奉仕活動ができるかを工夫して、被災地での活動に参加することを各隊、団、あるいは県連盟単位などで実施 するようお願いいたします。 このことにつきましては、今後、被災地の県連盟にも情報提供いただきながら、日本連盟でもスカウトが参加可能な関係諸団体などのボランティア情報なども改めて発信していきます。詳細については、日本連盟ホームページ「東日本大震災支援活動」(http://www.scout.or.jp/tomonisusumou/index.html)に今後掲載いたします。 どうぞ、趣旨ご理解のうえ、貴連盟内のご周知及びご協力、ご支援について重ねてお願い申し上げます。敬具
公益財団法人ボーイスカウト日本連盟 理事長 奥島 孝康 日本連盟コミッショナー 膳師 功