全国への「緊急事態宣言」発令を受けて
政府対策本部は昨日、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」について、来月6日までの期間、対象地域を全国に拡大することを発表しました。さらに、これまで対象になっていた東京など7つの都府県に北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道府県を加えた13都道府県を「特定警戒都道府県」とし、感染拡大防止の取り組みを重点的に進めることにしました。政府では、これまでの緊急事態宣言対象地域以外でもクラスターの発生や感染拡大傾向が続いていることを重く受けとめるとともに、特に感染拡大ペースの早い13都道府県ではより一層の対策強化が必要と捉えています。 スカウト活動が感染ルートとなったスカウト関係者の感染報告はありませんが、いつ・どこで罹患するとも限らない状況です。 これまでにお伝えしていた「第5報」での指針を改め、活動自粛レベルを一段引き上げることにいたします。 「外出を控える」「人との接触を8割減らす」という行動に努めて感染拡大を抑止するとともに、団・隊の中での連絡を維持することで絆を深め、【Scouting Never Stops】を合言葉に、集まらなくてもできる活動・日日の善行に努めましょう。 5月6日までと定めた現在の自粛期間も延長する可能性が考えられます。関係各位におかれましてはつらい日々が続きますが、どうぞご理解の上、ご協力をお願いいたします。 2020年4月17日公益財団法人ボーイスカウト日本連盟 理 事 長 奥島 孝康 日本連盟コミッショナー 福嶋 正己