開催報告
2016年から継続して開催している全国防災キャラバンでは、楽しみながら防災プログラムを体験することができ、毎年2万人以上の参加者に防災を身近に感じていただいております。 本年は“思いやり防災”をテーマに、災害時の多様性への配慮を学ぶことができるプログラムを新しく追加し、より内容を充実して開催いたします。 東日本大震災から10年の節目となる本年は、福島県いわき市のイオンモールいわき小名浜において、以下のとおりキックオフイベントを開催し、ボーイスカウトのみならず地元の社会福祉協議会、警察、海上保安部などによるさまざまな防災体験プログラムを実施しました。 悪天候により、屋外で予定していた海上保安部の船舶展示は中止となりましたが、屋内では、ボーイスカウト福島連盟の運営により、3密を避ける、消毒を行うなど新型コロナウイルス感染症への対応をしっかり行いながら多くの子どもたちに防災を身近に感じるプログラムを体験していただきました。当日の様子
実施概要
名称 | 全国防災キャラバン2021キックオフイベント |
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日時 | 2021年3月28日(日)10:00~16:00 |
会場 | 福島・イオンモールいわき小名浜 |
共催 | ボーイスカウト日本連盟、ボーイスカウト福島連盟、イオン㈱、イオンモール㈱、イオン東北㈱ |
協力 | いわき市社会福祉協議会、いわき東警察署、いわき市小名浜消防署、福島海上保安部 |
後援 | いわき市教育委員会、文部科学省 |
全国防災キャラバンとは
いつ起こるか分からない災害には、個人・家族・地域で連携して、日ごろから防災について備えることが大切です。 青少年の健全育成を目的として全国で約9万人が活動しているボーイスカウトでは、一般の子どもたちとその家族に対して、「日々の備え」の重要性を伝え、防災について考えるきっかけとなる事業を、イオンモール株式会社からの協力を得て、全国で継続して開催しています。 日頃のボーイスカウト活動の中には、防災に役立つ内容が多くあります。毛布で作った担架で人を運ぶ体験や、身近にあるものを使った応急救護体験などを通じて子どもたちの防災に関する意識を高めています。一般の子どもたちやその家族が多く集まるイオンモールでこれらの体験活動を提供することで、広く、子どもたちの防災教育の一助を担います。また、実施にあたっては地域行政との連携を強化し、官民一体となった事業展開を目指します。今年の内容はさらに進化!ダイバーシティをテーマのひとつに据えて、災害時の対応の中で感じられるハンディキャップ対策を学べるコンテンツ「思いやり防災」を盛り込みました。
本年は全国でおよそ80会場での開催を予定しております。全国の開催予定地リストも近日公開予定です。
全国防災キャラバンをオンラインで楽しめるコンテンツは<こちら>