信仰奨励委員会 町田 正照
新型コロナ禍、指導者の皆さんも活動に苦労されているのではないでしょうか? 集会が計画どおりに進められない、感染予防対策、スカウトの体調を心配する等、指導者としてのストレスを抱えておられるのではないかと思います。スカウトたちも同じで、学校での生活や放課後の過ごし方が変わりましたし、何より楽しみにしていた舎営やキャンプができなかったり、密になるゲームはできなかったりと、今までとは違う世界の中での戸惑いなど、ストレスを抱えているのではないでしょうか? そんなスカウトたちへの心のケアも、指導者の大切な役目だと思います。スカウトたちが集会を楽しみに集まって隊の仲間と会うことや、ゲームなどを通じて元気に楽しく活動してストレスの発散ができることが理想です。このようなときこそ、信仰が心の支えになります。スカウトの年代によっては伝わりにくいかもしれませんが、明確な信仰をもつ指導者の言葉は、どの年代であれ、必ずスカウトの心に響くものと信じています。ぜひ指導者自身が明確な信仰をもたれることを願います。 スカウツオウン・サービスなどで、色々なことをスカウトに話してあげてください。教育規程の一般原則では「スカウツオウン・サービスは、本運動に参加する者各自の信仰心を高揚するために行われ、それは『ちかい』と『おきて』の実践をより深めるものである。」とされています。スカウツオウン・サービスを活用し、「ちかい」と「おきて」の実践をより深めていきましょう。ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2020年11月号より