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報告 RCJフォーラム2020 会 期: 9月20日(日)および21日(月・祝) 2日間 方 法: オンライン開催(ZoomおよびMiroを使用) 参加者: 28県連盟109人(運営委員7人含む) テーマ: 「REMOVE THE LIMIT ~なりたい自分に向かって~」 目 的: 参加者が話し合いや交流を通じて、より良き社会人に繋がる豊かなスカウティングを見つける契機とする 昨年、台風直撃によりやむなく開催を延期したRCJ フォーラム。リベンジ開催の今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、初のオンライン開催となりました。参加者は2日間の討議や交流を通じてスカウト活動に対する視野を広げ、フォーラムで得たことを今後の活動で活かす方法を考える機会としました。

  討議プログラム 事前アンケートの結果を基に5人程度でグルーピング。各グループ、参加者の1人が進行役を担い、事前説明会の参加から当日の討議進行まで、プログラムを円滑に進めるための協力体制を整えました。また、今回の討議では、事前配付したワークシートのほか、オンラインホワイトボードツール「Miro」を活用して意見交換を行いました。 グループ討議 討議トピックに関する知識や経験を有する方の基調講演を通じて、トピックに対して視野を広くもつことから始め、理想像や課題、解決策を考察し、その後、他グループとも共有する時間を設けて、新しい視点や知識を取り入れる機会としました。 個人ワーク グループ討議の内容を踏まえ、参加者個人の課題、採択文、アクションプランを策定しました。グループのメンバーからフィードバックしてもらうことで、自身考える採択文やアクションプランをブラッシュアップし、今後の活動に活かすための成果物をまとめました。 討議トピック • 新しいローバーコミュニティーを作ろう! • ローバーコミュニティーを盛り上げよう! • ローバーリング × 指導者活動 • スカウト事業を成功させる鍵とは ? • SCOUT ONLINE ~これからのスタンダード~ • ローバーで考えよう! 未来の BVS、CS、BS、VSの活動 ! • 広報を通じてスカウティングの魅力を伝えよう! • とびだせ、海外のスカウティング ! • 現代社会におけるスカウティング(ローバリング)とは ? • スカウティングの強みを他のコミュニティーに展開しよう! • スカウト人口の減少をくいとめろ! • ローバースカウトにおけるプロジェクトを活性化させろ!  

交流プログラム 全国事業の醍醐味のひとつである“ 参加者同士の交流”。討議プログラムのグループメンバー以外の参加者とも交流をもつために、2日間とも交流の時間を設けました。RCJブロック代表をはじめ、参加者の協力により、大いに盛り上がりました。  

委員長総評 委員長 戸谷 明寛 (大阪連盟) さまざまな想いを抱いて参加してくださった100人を超える参加者と共に、2日間のプログラムを無事終えることができました。参加者一人ひとりが掲げた今後の行動指針となる目指すべき姿や、その実現に向けたアクションプランなどの成果物、さらに、各プログラムでの参加者の様子を見ていると、事業のねらいに資する場を提供できたのではないかと感じています。参加された皆さんは、本事業に参加することでしか得られなかったことを活かして、それぞれが目指すべき姿に向かって行動していくことでしょう。 昨年台風で開催できなかったRCJフォーラム2019のリベンジとして、2020年の開催となりました。開催にあたってはさまざまな困難があり、特に今までにない社会変化の中で、初のオンラインでの開催ではありましたが、運営委員をはじめ、多くの方々のご協力により無事に開催することができました。本事業に関わってくださった皆様、誠にありがとうございました。  

[報告: RCJフォーラム2020運営委員会]

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2020年11月号より

<全国ローバースカウト会議(RCJ) ローバースカウト >の記事