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平成22年12月に実施された第18回全国スカウトフォーラムで採択された日本連盟に対する提言を基に、スカウトが地球環境問題を理解し、環境に対する意識を向上させるために技能章「環境保護章」を新設しました。 (「教育規程施行細則7 – 62 – 1に追加。施行: 平成25年4月1日) なお、技能章指導員・考査員は「環境保全・保護や環境教育に精通している者」とします。

69 . 環境保護章

(1) 環境保護の意義を知ること。 (2) 地域における大気・水・土壌のいずれかの汚れに関する問題を認識し、それが地球環境とどのように関わっているかを具体例を示し説明すること。 (3) 日本国内の絶滅危惧種を、動物・植物についてそれぞれ2 種類以上挙げ、その現状について説明できること。また、地域の自然環境に対し、人間の活動がどのように影響しているか調べ、例を挙げて説明できること。 (4) 地球環境に影響を与える有害物質を3 種類以上挙げ、その危険性を減らすために、個人、グループまたは地域でできることについての提案をする。   現在具体的に取り組んでいる場合は、その内容(計画・実施・現時点での評価、等)を提示すること。 (5) 国立公園などの自然や環境についての知識を深めることができる施設を訪問し、そこで学んだ内容についてレポートを提出する。特に、その周囲の環境や生態系に影響を及ぼしている事項について具体的に示すこと。 (6) 「持続可能な開発」について、次の点に留意し、内容を説明できること。
  • 国際的にどのような取り組みが行われてきたか?
  • 日本は現在までどのような取り組みを行ってきたか?
(7) 環境保護活動に取り組むための計画を立て、実施し、その結果を隊長に報告し承認を受けること。
環境保護章考査細目

(XLS)(PDF)

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